「クレジットカードはネットショッピングに便利そうだし1枚ぐらいは持っておきたいなぁ」という思いをお持ちかと思います。同時に、とにかく審査に通って欲しい!という思いがあるでしょうが、審査に通りやすいクレジットカードならなんでもいいかと言われると決してそうではありません。大事なのはクレジットカードを賢く使う方法を知っておくことです。今、クレジットカードは新時代に突入していると言われています。「ポイントサービス」と「電子マネー」の2つの登場によって新時代に突入したのです。
ポイントが貯められるクレカで賢く使う
ここでいうポイントとは、クレジットカードを利用した際にクレジットカードの発行会社から付与されるポイントとは異なり、Tポイントをはじめ、PontaやRポイントといったポイントサービスのことで、各ポイントに対応したお店で買い物をすることによって貯まるポイントとなっています。
例えば、Tポイントの場合、蔦屋をはじめ、現在では様々な飲食店、スポーツショップ、デパート、アパレル店、複合商業施設の利用で貯められるポイントとして有名です。数あるポイントサービスの中でも、Tポイントは利用できるお店がかなり多いので、Tポイントを持っておいて損はないです。Tポイントが付帯したクレジットカードとして「Yahoo!JAPANカード」があります。
Tポイントに次ぐ勢力として注目されているのが、Pontaです。Pontaはローソンで使えることで知られていますが、他にもシェル、旅行関係ではJALやHIS、じゃらん、エンターテイメント関係ではHMVやGEO、他にも飲食店など様々なシーンで使えるようになっています。Pontaが付帯したクレジットカードとして「JMBローソンPontaカード」があります。
今、急速に普及しはじめているポイントサービスがRポイントです。Rポイントはご存知、楽天市場が提供しているポイントサービスで、楽天市場はもちろん、コンビニだとサンクスやサークルK、ガソリンスタンドだと出光や伊藤忠エネクス、家電量販店だとJoshin、デパートだと大丸や松坂屋で使えるなど加盟店がここ数年でかなり増加してきていますので、今後、ポイントサービスの中心になること間違いないです。Rポイントカードが付帯したクレジットカードとして「楽天カード」があります。
電子マネー付帯クレカで賢く使う
5大電子マネーが「楽天Edy」「iD」「WAON」「nanaco」「Suica」と言われています。電子マネーのいいところは、キャッシュレスになれること、付帯されているクレジットカードからチャージすることでチャージポイントが溜まり、そして利用でさらにポイントを貯められるので、ポイントの二重とりをすることができるところに大きなメリットがあります。電子マネー付帯のクレジットカードは使い方次第でかなりお得になるのです。
Edyは楽天市場に買収されたことで楽天Edyとなりました。そのため、「楽天カード」を持っていれば楽天Edyを使うことができます。楽天カードでチャージすることで0.5%の還元となります。楽天スーパーポイントとも交換できるので楽天市場を頻繁に利用される方は、普段のショッピングで楽天Edyを利用しておけば効率よくポイントを貯めることができます。
iDはドコモが開発した電子マネーで、「dカード」「ライフカード」をはじめ様々なクレジットカードに対応しています。iDはポストペイ、つまり後払いの電子マネーなのでチャージが不要なのが魅力です。コンビニはもちろん、スーパー、ドラッグストア、本屋、タクシー、家電量販店など様々なシーンで利用できます。
WAONはイオン系列で使える電子マネーですので、「イオンカード」に付帯されています。イオンカード“セレクト”を選ぶとカードの利用分と電子マネーの利用分でポイントの二重とりができます。イオンを頻繁に利用される方におすすめです。
nanacoはセブン&アイグループに強い電子マネーとなりますので、「セブンカードプラス」に付帯されています。全国のセブンイレブンやイトーヨーカドーなどで使うことができます。
SuicaはJR東日本が切符をなくしたいという思いで開発した電子マネーだと言われています。現在では全国各地の鉄道で使える電子マネーです。コンビニなどでも支払いに使うことができます。「ビックカメラSuicaカード」に付帯されています。Suicaは利便性が高いですし、コンビニ等でチャージすることもできますが、オートチャージが自動改札機以外で使えないのは難点として挙げられています。手動でチャージすることもできますが、パソリ(FeliCaカードリーダー)が必要になるので、初期設定にある程度の費用がかかります。
ポイントが効率よく貯まることを考えると、楽天Edy、iDから選ぶのがおすすめです。